【大学入学共通テスト】国・数の記述方式見送りについて

センター試験

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大学入学共通テストについて、先日下記の記事を掲載いたしましたが、2019年12月時点にて方針が大きく変わりました。

記事を掲載した時期が11月のため、英語の民間試験は既に見送りになっていました。

そのためそれを含めて改めて変更点をまとめました。

変更内容

(各内容は 「令和 3 年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等」を引用  )

〈国語〉

当初の予定

[出題範囲(科目) ]
「国語総合」の内容を出題範囲とし、 近代以降の文章・古典(古文・漢文)を出題する。

[解答方法]
マーク式及び記述式(記述式は近代以降の文章のみ)

[試験時間]
100分 (マーク式問題 200 点及び記述式 問題の段階表示)

現在の予定

[出題範囲(科目)]
「国語総合」の内容を出題範囲とし、 近代以降の文章・古典(古文・漢文)を出題する。

[解答方法]
マーク式

[試験時間]
100分 (マーク式問題 200 点)

〈数学〉

当初の予定

[出題範囲(科目)]
『数学Ⅰ・数学A』は、「数学Ⅰ」と 「数学A」を総合した出題範囲とする。 
ただし、次に記す「数学A」の3 項目 の内容のうち,2 項目以上を学習した者に対応した出題とし,問題を選択解答させる。
〔場合の数と確率、整数の性質、図形の性質〕  

『数学Ⅱ・数学B』は、「数学Ⅱ」と 「数学B」を総合した出題範囲とする。
ただし、次に記す「数学B」の3 項目 の内容のうち、2 項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
〔数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測〕  

 [解答方法]  
 マーク式及び記述式(記述式は数学Ⅰの内容に関わる問題のみ )

 [試験時間]  
70分(100点 (記述式問題を含 む。))  

現在の予定

[出題範囲(科目)]『数学Ⅰ・数学A』は、「数学Ⅰ」と 「数学A」を総合した出題範囲とする。
 ただし、次に記す「数学A」の3 項目 の内容のうち、2 項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
〔場合の数と確率、整数の性質、図形の性質〕  

『数学Ⅱ・数学B』は、「数学Ⅱ」と 「数学B」を総合した出題範囲とする。
ただし、次に記す「数学B」の3 項目 の内容のうち、2 項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。
〔数列、ベクトル、確率分布と統計的な推測〕  

 [解答方法]  
マーク式

 [試験時間]  
70分(100点 )  

〈英語〉

当初の予定

[出題範囲(科目)]  
リーディング
リスニング
民間試験※1
※1・ケンブリッジ英語検定
・実用英語技能検定 ※3級以上、ただし従来型を除く
・GTEC(ジーテック)
・IELTS(アイエルツ)
・TEAP(ティープ)
・TEAP CBT(ティープ シービーティー)
・TOEFL(R) iBT(トフル アイビーティー)
・TOEIC(R) L&R+TOEIC(R) S&W  

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異なる資格・検定試験を比較するものさしとして、語学コミュニケーション能力を評価する国際指標CEFR(セファール)が採用されます。  

[解答方法]   
リーディング
リスニング⇒マークシート民間試験
⇒試験に準ずる

[試験時間]    
リーディング80分(100点)リスニング 60分(100点)
民間試験  試験に準ずる

現在の予定

[出題範囲(科目)]  
リーディング
リスニング

[解答方法]    
リーディング
リスニング
⇒マークシート

[試験時間]    
リーディング80分(100点)
リスニング 60分(100点)

記述方式見送りの経緯

見送りの経緯及び関係してくる内容としては、下記が挙げられています。

採点体制

必要とされる数の質の高い採点者の見通しが立っているものの実際の採点者については2020年秋以降に試験を用いて選抜し研修を通じて決定します。

ですが現時点では明示できないため。

採点精度

採点のミスはもちろんゼロであることが望ましく、様々な試行錯誤によって限りなくゼロに近づけていくようにしています。

ですが実際にそのようにミスをゼロとすることは期待できず、限界があるため。

自己採点

マークテストだと自己採点はほぼ間違いなく(自分のメモが誤っていない限り)実際の点数とイコールになるが、記述式だと自己採点と実際の点数に不一致が発生する可能性があるため。

これを見ると採点側の懸念点や自己採点との不一致等、インフラ整備が整っていないことが理由として挙げられています。

まとめ

大学入学共通テストについて、2019年12月17日現在での情報をご紹介させていただきました。

内容としては高大接続改革での一環として 2021年1月に取り入れる予定だった記述試験の予定はなくなり白紙とする運びとなったことです。

2021年の共通テストでは実施されませんが、技術の革新に伴い今後さらに思考力や表現力が求められてくる中で記述試験に必要なスキル(単純記憶ではなく論理的思考)は必須となりますので

いつどんな試験内容が来ても良いように訓練し続けることが大切だと思います。