センター試験廃止と新試験について

センター試験

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2019年12月17日に、文部科学省により記述試験の導入見送りが決定いたしました。
詳しくは下記記事をごらんください。

とっち
「2019年度(2020年1月)をもってセンター試験が廃止」 文部科学省が上記の方針を打ち出しました。
かねてからのセンター試験と大きく変更となっているため混乱している学生・親御さまも多いのではないでしょうか。
そこで、下記を解決できるよう記事を書きました。

・2020年度(2021年1月)以降の方式
・今までとの試験の違い
・求められること

受験は情報の早期取得が武器ともなるため、ぜひ本記事を最後までご覧いただき

他の受験生に勝てるような武器を手に入れていただけたらなと思います。

そもそもセンター試験とは


まず初めに、センター試験とはいったいどのようなものなのか、
そこから説明していきたいと思います。

センター試験は元々共通第一次学力試験が前身であり、
平成2年(1990年)に第1回センター試験として執り行われました。

2019年現在では国公立大学は1次試験的役割として利用し
私立大学はセンター試験のみにて合否判断を行うセンター利用の
システム等、大学・学部によって科目を自由に指定し活用しております。

実際の内容としては奇問難問を排除し、良質な問題となっていることが特徴です。

2019年度(2020年1月) までの方式

センター試験は、全教科・科目のすべての出題形式がマークシート方式で実施されます。

全てがマークシートでの回答となるため、とにかくマークミスには注意が必要です。

試験科目は「国語」「地理歴史」「公民」「外国語」「数学」「理科」です。
この中から、大学が指定する教科を選択して受験します。

また、各科目からさらに枝分かれしているものもあります。

2020年度(2021年1月) 以降の方式

それでは、この記事をご覧いただいているみなさまが気になるであろう

2021年以降の新試験の方式についての紹介です。

名称は大学入学共通テストとなります。

出題形式は、数学と国語については、いままでのマークシート形式から新たに記述式も追加されます。

※英語についてはいままでのテストに加え民間団体による外部試験がプラスされる方針で進んでいましたが、取りやめが決定しました(2019年11月1日)。

センター試験と新試験の違い

先ほど新たなテストの概要を説明しましたが、ここでセンター試験との比較を見てみましょう!

ポイント
科目と教科数に変更はなく、国語・数学の出題形式の変更が大きな違いですね!

新試験となる理由


続いて、なぜ約30年続いたセンター試験が変更となったか、ご紹介いたします。※あくまで個人的な意見となります。

まずは文部科学省が大学入学共通テストについて発表している文章をご覧ください。

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グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、
予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てること
が必要です。このためには、『学力の3要素』(1.知識・技能、
2.思考力・判断力・表現力、3.
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を育成・
評価することが重要であり、義務教育段階から一貫した理念の下、
「学力の3要素」を高校教育で確実に育成し、
大学教育で更なる伸長を図るため、
それをつなぐ大学入学者選抜においても、多面的・
総合的に評価するという一体的な改革を進めていく必要があります。

文部科学省HP


上記がどういうことかというと人工知能等の技術革新によって、いままで人間が行ってきた単純作業はロボットなどが行う時代が到来することが予想されています。

これからの僕たちに求められることは、ロボットではできない、人間の脳みそだからできる、新たな価値をつくることです!


そのためにはいままでとは違った教育が必要となるので、その土台作りを国として行っていきますよ。ということです。

ポイント
✓技術革新が加速
✓インプット、アウトプット、周りとの協調性が人々には更に必要となっていく
✓高校⇒大学にかけてその能力をUPさせるべく高大接続改革を行う
✓共通テストの登場はその教育システムの一環

求められること

知識を点で蓄えるのではなく、それを線で繋げられるようにすること。




従来のセンター試験では数学の公式や歴史上の事件など
それらのものごとを単語や数式等の「点」として記憶することで点数を取れていました。

今後はそのような単純記憶ではなく

「なんで承久の乱が起きたのか」「この数式の成り立ちってなんだろう」

というように、一歩踏み込んだ思考回路が必要となってきます。

学校の授業ではアクティブ・ラーニングの導入によりそのような思考力を高める動きになってきております。


現段階で発表されている大学共通入学試験の内容では上記のような問題が出題されるかはわかりませんが、

今後間違いなく必要となってくる考え方です。


まとめ

本記事ではセンター試験と大学共通入学試験の比較をご紹介しました。

「4 求められること」でも記載いたしましたが、
このような踏み込んだ考え方はアクティブラーニングへの転換と共に、間違いなく必要なりますので日ごろから意識的に鍛える必要があります!


アクティブラーニングについてまとめた記事は下記をご覧ください!

アクティブラーニングのイメージ

アクティブラーニングが導入される理由とは|これから求められること